越前和紙という伝統工芸に着目したのには明確な理由があります

query_builder 2024/07/25
越前和紙という伝統工芸に着目したのには明確な理由があります。SDGsという言葉ができる遥か昔から、当然のごとく「素材を大切に扱う心」、「ものを長く存続させることのできる優れた技術」が備わっていて、現代までそれを紡いできたという事実があります。

越前和紙の歴史は1500年と日本三大和紙の中でも特に古く、美しさと丈夫さで、古くから最高品質の和紙として知られてきました。自然素材である楮や三椏の「木の皮」を原料に、製作工程の中で出る端紙を原料に戻し、新たに製品を作る「漉き返し」という技術があります。これはまさに廃棄ゼロのモノづくり精神が古くから備わっていたということになります。

古くから熟練した職人の手により、一枚一枚大切に和紙が作られてきた。その伝統は今でも受け継がれ、世界的に評価される素材となっている。美しく丈夫で、かつ地球にもやさしく、抗菌作用もある安心安全なパーフェクト素材です。

和紙というシンプルな素材ではあるが、デザイン性は多岐にわたる。今回、桜花爛漫がフィーチャーしたのは『落水紙』。製造工程で素材にシャワーを当て、穴の空いたような表情を作り出す。繊維の厚いところ、薄いところが満遍なく散りばめられた繊細な表現が神紙に宿る。

落水紙は光の透け感が上品で、趣のあるところが魅力的な和紙です。桜の造花にこの紙を使わせてもらえることはとても光栄なことです。

感染症などを気にしなくてはならない世の中。抗菌作用が強い越前和紙で作る桜の造花は今後、あらゆるところで活躍できる日本が世界に誇るアートプロダクトです。病気で外に出ることができず、生花を病室に持ち込めない環境があるとしたら、この和紙造花を飾ることで、桜の季節を感じて心癒されて欲しい。と切に願います。

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